■ ID | 813 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Dynamic digital holography based on temporal domain Hilbert transform phase analysis |
■ 著者 |
V. D. Madjarova
埼玉大学大学院 M. Kataoka 埼玉大学大学院 H. Kadono 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | IMEKO TC 2 Symposium on Photonics in Measurements 2008, 25 August, 2008 |
■ 抄録・要旨 | デジタルホログラフィ干渉法は高空間分解能性や任意位置での像再生などの利点を有する。しかし、CCDカメラの低い空間分解能のためにインライン型の光学配置が通常用いられてきた。このため、記録面での複素振幅の決定のために位相シフト法が広く用いられている。位相シフト法では位相シフト干渉画像の取得中は物体が静止している必要があり物体の動解析を困難にしている。これに対して、干渉画像上の各ピクセルにおいて時間領域でHilbert変換位相解析をおこなう動的デジタルホログラフィ干渉法を提案した。はじめに時間領域において移動平均を取ることによりバイアス成分を決定し、干渉画像より正弦および余弦成分を抽出し、これらの比の逆正接を取ることにより記録面での位相を決定する。本方法の有効性を検証するために基礎実験を行った。100x50mmの銅板をPZTで500nmの振幅で正弦波振動させた。位相解析の結果最大変位に対して95%の計測精度を得た。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |